うさぎに安全な野草を食べさせたい!
『うさぎが食べれる野草を知りたい!』
『逆に危険な野草も知っておきたい!』
庭を良く見ると野草が沢山生えています。
ごく小さな庭なんですが、タンポポやクローバー、ヨモギなど生えていて実はこれらはうさぎが食べれる野草になります。
それを我が家では洗って生のまま与えたり、乾燥させてうさぎのおやつとして与えています。
中には絶対に与えていけない野草も存在するので、食べれる野草、食べれない野草を一覧にしてみました。
ちなみにウサが大好きな野草としては、
- たんぽぽ
- 葛(くず)の葉
- シロツメクサ
ここら辺が特に好んで食べてくれます。
ただ注意点としては、野草を与える時には「少しずつ」「体調の良いとき」を守りながら与えて下さい。
うさぎが食べれる野草一覧
一覧表の見方
◎ : 与えてもOK
△ : 注意が必要
× : 与えたらNG
安全 : ◎
収穫 : たんぽぽは1年中収穫可能です。
たんぽぽには利尿作用や肝臓の働きを助ける作用があります。注意点としてはタンポポに似ている植物はたくさんあるので気を付けて。
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安全 : △
収穫 : 春で2月〜6月くらい。
大量かつ長期的に与えてはダメ。マメ科のため、腸内にガスが溜まってしまう、カロリーが高い、カルシウムが多いという事からです。あとクローバーに似た植物もあるので気を付けて下さい。似た植物については詳細を確認して下さい。
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安全 : ◎
収穫 : 夏で6月〜10月くらい。
小さい頃からうさぎの好んで食べる事を知っていました。たしか学校で教わったと思います。葉っぱも大きいので食べごたえがあると思います。あとクズの葉は血圧低下やコレステロール減少効果がありです。
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安全 : △
収穫 : 春〜夏で3月〜5月くらい。
食べてもOKな植物ですが、カルシウムやシュウ酸が多いのであげすぎには注意が必要です。特に固い葉はシュウ酸が多いそうなので春先の柔らかい葉を与えるようにしましょう。ちなみに、カルシウム含有量はほうれん草やにんじんよりも豊富なんだとか。
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カラスノエンドウ |
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安全 : △
収穫 : 春で3月〜5月くらい。
マメ科の植物なのでアルファルファなどと同じです。なのでアルファルファと思って与えると良いカモ!あげすぎは肥満になるかも。 |
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オニタビラコ |
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安全 : ◎
収穫 :春で2月〜5月くらい。
オニタビラコはギザギザの葉で道ばたなどに繁殖しててタンポポと同じキク科の植物です。 |
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ハコベ |
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安全 : ◎
収穫 : 春で3月〜5月くらい。
ハコベはほとんどの動物に与えてよい、安全で効果の高い植物。消化管の内膜を保護し、消化を助ける役目もあります。 |
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ナズナ |
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安全 : ◎
収穫 : 春で3月〜4月くらい
ナズナには抗菌作用や、炎症を抑える効果があります。 |
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安全 : △
収穫 : 春〜夏で3月〜10月くらい。
葉を噛むと酸味があり、葉や茎に多量のシュウ酸を含んでいるのであげすぎには注意が必要です。あとスイバに良く似たギシギシという野草もありますが、見分けるポイントがあるので詳しくは詳細を確認してください。
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オオバコ |
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安全 : △
収穫 : 春〜夏で4月〜10月くらい。
オオバコは栄養価が高く、また、抗菌作用があります。与えすぎは尿管結石の原因になるので注意が必要。葉だけでなく種子もウサギが食べることが出来る野草です。 |
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安全 : ◎
収穫 : 夏〜秋の6月〜11月くらい。
エノコログサと言うと分かりませんが、猫じゃらしと言えばあ〜となる植物です。イネ科の植物で、うちのウサは特に葉の部分を好んで食べてくれます。
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安全 : ◎
収穫 : 春〜夏で3月〜10月くらい。
笹はイネ科に分類される植物で、うさぎにも与えてもよいとされる植物。我が家のウサも大好物でかなりがっついてます。
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こうやって見ると結構沢山食べれる野草がありますね。
秋や冬には採れなくなるものばかりなので、春や夏に乾燥させて貯蓄しておくのも良いカモ!
うさぎが食べれない野草一覧
アサガオ |
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安全 : ×
アサガオは毒性のある植物とされていますが、毒がある部分は種子部分だそうです。葉の部分などは大丈夫かもしれませんが、万が一の為に与えないようにしてください。 |
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パンジー |
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安全 : ×
パンジーは根茎と種子に毒性があるといわれています。摂取すると嘔吐や神経マヒなどの症状がでる。花の部分は大丈夫かと思いますが、絶対に与えないようにしてください。 |
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彼岸花(ヒガンバナ) |
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安全 : ×
球根に毒をもつ植物として有名なヒガンバナです。とにかくヒガンバナを見つけたら近づかないように。 |
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水仙(スイセン) |
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安全 : ×
水仙はヒガンバナ科の植物に属していて、ヒガンバナ同様に球根の部分に毒を持っているそうなので気を付けましょう。 |
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クロッカス |
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安全 : ×
クロッカスの花や球根にも毒があるそうなので与えないようにして下さい。 |
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ワラビ |
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安全 : ×
ワラビ中毒なるものがあって動物にはよろしくない植物のようです。 |
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ボインセチア |
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安全 : ×
ポインセチアの有毒部分は茎からの樹液と葉にあります。中毒症状は嘔吐、下痢、口腔の灼熱感、皮膚炎とされています。 |
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イチイ |
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安全 : ×
イチイは熟した果実以外の部分は全て有毒で、特に果実の中央にある種は、誤って食べてしまって死亡した例もあるほど毒性が強い! |
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キョクチクトウ |
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安全 : ×
花や葉、枝、根や果実などのすべての部分に加え、周辺の土にも毒性があります。 |
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すずらん |
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安全 : ×
すずらんを摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。 |
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ニチニチソウ |
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安全 : ×
摂取した際の症状は中枢神経刺激作用、心機能障害、痙攣、筋肉麻痺、嘔吐。 |
色鮮やかな植物はNGと思った方が良いカモ。
たんぽぽも色鮮やかの部類になるとは思うんだけど。
あとここにあげた以外にも沢山のNGの野草があります。
うさんぽされる方は特に気を付けて下さい。
野草を与える時の注意点
- 与えてもOKな野草なのか
- 公園などで除草剤などが掛っていないか
- 田んぼの近くで農薬が掛っていないか
- 道端で交通量が多く排気ガスによる影響
- 動物の糞や尿にさらされてないか
- 似ている植物がに気を付けろ!
うさぎに安全な野草を食べて貰う為に、上記の注意点をしっかり頭に入れて美味しい野草を食べて貰いましょう!
以上!!