うさぎのオスとメスでは性格にさほど違いはない。
うさぎを飼う前にオスにするべきなのか、メスにするべきなのかと迷う方もいると思います。
人間で言えば、男の子はやんちゃ、女の子はおしとやか、そんなイメージがあるのでうさぎにももしや性別による性格の違いがあるのか!?と思うかもしれません。
ただ基本的にはうさぎはオスでもメスでも性格に大差は無くて、どちらかというと性格は品種や個体差によるところが大きいようです。
- ネザーランドならやんちゃの子が多い
- ホーランドロップは大人しい子が多い
という感じで・・・
しかし、オスとメスではやはり飼育する上で違う所が多々あります。
これを知ってるか知らないかでは後で苦労する事もあるので頭に入れておきましょう!
オスとメスによる飼育の違い、苦労する点。
オスの飼育の特徴
- 縄張り意識が強いために思春期(6ヵ月頃)に突入するとスプレー行為(オシッコを撒き散らす)が始まります。
- あごをこすり付けけてマーキングをする
- マウンティングする(生殖行動)
うさぎのオスの場合は、思春期を向かえた頃から縄張りに対して興味を持ってきます。なのでアゴをこすり付けるマーキング行為や、オシッコを撒き散らすスプレー行為などに悩まされます。スプレー行為は、普通のオシッコと違い、お尻をひねって広範囲に尿を飛ばすので掃除が大変です。あとマウンティングも男の子なので致し方なく、気まずいと感じられる方もいるかもしれませんね。
メスの飼育の特徴
- 偽妊娠をすることがある
- 思春期に気が強くなる
- 子宮や卵巣の病気になり易く避妊手術が長生きの秘訣
うさぎのメスの場合は大半が繁殖に関わる問題ばかりです。うさぎのメスは生後6ヵ月頃からは子供を産める体になるため、子供を守る本能の為か発情や妊娠をきかっけに気が荒くなったりします。中には妊娠してもないのに妊娠したと勘違いしてしまう偽妊娠(想像妊娠)の行動をとる子もいるようで、自分の毛をむしって巣作りを始めてしまいます。そして何より気を遣うのが避妊手術についてです。メスの場合、6歳を過ぎた頃から子宮や卵巣の病気にかかり易くなり、長生きして貰うには避妊手術を検討する必要が出てきます。しかしその手術費用は3万円〜7万円と決して安くは無く、この事を知らないと痛い出費となります。あと開腹手術になるので全身麻酔しての手術になるのでリスクが高いという不安もあります。
こんな感じでオスとメスでは飼育する上での苦労が違ってきます。
特に男の子はスプレー行為、女の子は避妊手術の検討。
どちらが飼いやすいとは一概には言えませんが、どちらにも飼い易い所と苦労する点があるので、オスとメスどちらを飼うかで慎重になる方もいるかもしれませんが、最初にあった時のフィーリングを大事にしても良いかもしれませんね。
個人的にはメスのうさぎを飼ってすごく悩んだのが避妊手術を受けるかどうかと言う事です。
うさぎの高い確率で子宮の病気になると聞けば手術を受けさせてあげたいじゃないですか・・・・しかし手術にはリスクがある。
そこの受けさせるかどうするかの狭間ですごく悩みました。
ちなみにメスを飼った方はみな同じような悩みを持っておられるので、避妊手術の事についてはコチラの記事を参考にしてください。
【関連】 うさぎの避妊手術と去勢手術のメリットとデメリットとその必要性
ウサのこれからがどうなるかは分かりませんが、この事でホントに悩んだので・・・・。
手術を受けた方、そうでない方の体験談がまとめてあるので参考になると思います。