キャベツをうさぎに与えない方が良い理由
子供が幼稚園に通っていた時にうさぎを飼っていたので、子供がうさぎ当番に当たった時はうさぎの餌を持っていかなければいけませんでした。
当然僕達はうさぎが大好きだろうとキャベツを大量に持って行ってました。
しかしですね・・・・実はうさぎにはキャベツを与えない方が良いそうなんです。
意外ですよね!?
うさぎってキャベツをバリバリ食べるイメージがあったので・・・。
ちなみに無知な僕達は、「食パンの耳でもいいんじゃね?」みたいなこと言ってました。
ホント無知って怖いですね(-_-;)
キャベツの栄養価
エネルギー | 23kcal |
---|---|
タンパク質 | 1.3g |
炭水化物(糖質) | 5.2g |
カルシウム | 43mg |
シュウ酸 | 300mg |
※100g当たりの栄養素
キャベツにはビタミンが多い野菜です。
カルシウムはそんなに多くないのですが、シュウ酸がかなり多いように思います。
これは結石の原因にもなるので注意が必要です。
キャベツを与えない方が良い理由
実際にはうさぎにキャベツを食べさせたら絶対ダメ!という事はないみたいです。
実際に飼育本にも食べさせてよい部類に入っています。
しかし気を付けなければイケない点が何個かあるので後はご自分での判断となります。
水分が多い
うさぎが水分の補給が出来るという点では水分の多いキャベツはメリットなんですが、与えすぎると今度は逆に下痢になってしまうというデメリットがあります。
水分の管理がしっかり出来れいれば良いのですが、水を飲み放題の状態で、キャベツの量を間違えたらお腹を下してしまうかもしれませんね。
逆に夏場なんかは脱水症状になりやすいので、食べさせたい野菜なのかも。
お腹にガスが溜まり易い
キャベツはお腹の中にガスが溜まりやすい食べ物です。原因はオリゴ糖の「ラフィノース」という成分なのですが、キャベツにはこれが多く含まれています。
特にキャベツの芯の部分に多く含まれているみたいなので、芯は与えないようにしましょう。
ちなみにお腹にガスが溜まってしまうと、糞が小さくなったり、うっ滞などの症状が出る事があるそうです。
【関連】 うさぎのうっ滞の症状、原因、対処法を体験談を踏まえて詳しく解説!
お腹にガスが溜まると1〜2日でも非常に危険な事だそうです。
うさぎが動かくなったりしたら注意深く観察して、すぐに病院に連れて行ってあげましょう。
あとキャベツ以外にはブロッコリーや アスパラガスにもラフィノースが多く含まれているようです。
甲状腺腫になる説
キャベツには甲状腺腫(こうじょうせんしゅ)を誘発するゴイトリンという成分が含まれているそうです。
ただキャベツ、芽キャベツを大量に長期間与え続けるとなる可能性がある程度の情報の様です。
実際に、検証された結果があるわけではないみたい。
なので余程大量にあげない限りは大丈夫みたいです。
※ちなみに甲状腺腫というのは、喉元にある甲状腺がはれて肥大している状態の事をいいます。
まとめ
色々キャベツを与えない方が良い理由を書いて来たのですが、賛否両論あるだけに決して与えてたらイケないという訳では無いです。
水分が多いと言っても、多ければ飲む水の量をうさぎが減らすだけなので、ちょっと尿の量が増えるだけかもしれません。
しかし与えすぎはやはりダメで、たま〜に少し与える程度に留めておきましょう。
あと意外な所で言えばにんじんの実の部分も出来れば与えない方が良いそうです。
【関連】 ウサギににんじんを与える時は葉っぱを!実の部分は注意が必要だった
これはもっと意外な事実だったかもしれませんね。