うさぎの耳で気になること。
『うさぎの伏せている時の感情は?』
『片耳だけ立っているけどなんで?』
うさぎの1番のチャームポイントになるのはピーンと立った長い耳だと思います。
野生のウサギはあの耳で遠くの音を拾って、いち早く危険を察知していると思うんですが、うさぎを飼育している上で耳に関する疑問が結構あるんですよね。
- 耳がピーンと立っている
- 片耳だけ立っている
- 耳が暑い時と冷たい時がある
結構うさぎの耳だけを観察していると、耳にも色んな状態が存在します。
そこで耳を見て今のウサの感情を知りたい!そう思ったのです。
という訳でうさぎの耳のあれこれについて調べてみました。
うさぎの耳の向きと感情
うさぎは臆病な動物なので、よく耳を動かしているのを見ますよね!?
- いつも以上にピーンと立っている
- 耳が後ろの方に伏せている
- 耳が色んな方向に動いている
耳がピーンと立ってる時の状態
耳がピーンと立っている時の理由としては2つあります。
(1)物音を聞くのに集中している
耳をピーンと立ている状況としては、物音に集中している事が多いです。長くて大きな耳はアンテナ様な働きをして沢山の音を拾います。
僕達も耳に手を当てるとより音が聞こえるように、うさぎも耳をピーンとして気になる音の方に注意しているという事がわかります。
(2)耳で温度調節をしている
うさぎは汗をかかないので、耳をつかって体を冷やしています。どうやって体を冷やせるのかというと、
@耳には血管が沢山ある
↓
A血管部分を風に当てる
↓
A冷えた血液が体を巡る
ということは、耳を触った時に暑いってことはうさぎも暑いってことだね。
汗を全然かかないし、表情や態度にもあまり出さないから分かりにくいけど、耳を触れば分かるのか。
逆に耳が冷たい時は体温も低いということなので温かくして上げる必要がありそうです。
耳が後ろに伏せてある状態
この耳が伏せている状態も良く見かけますが、この伏せている状態にも2つの理由があります。
そしてその2つは真逆の理由になるんですが、リラックスしている時と逆に緊張・怖い時となります。
(1)リラックスしているとき
耳が寝ている時+くつろいでいる時というのはリラックスしている時です。
特に警戒する事が無いケージの中や、静かな場合に見ることができます。
そして耳を伏せている時の真正面の絵が、
「アンタ誰!?」ってなるくらい変貌するのが面白いですw
(2)緊張or怖がっているとき
耳が寝ている時+体が固まっているような状態の時は、うさぎが何かに緊張している時や、恐怖が迫っているときの場合があります。
体を低くして目立たない様にしている状態ともいえます。
ブラッシング時や爪切りでいつも使用してるカゴを見るとこの様になります。
あと、嫌すぎる時はブフィィィィーって凄い鳴き声も発します。
【関連】 うさぎは鳴き声で感情を表現してくれる!嬉しい時、嫌な時の鳴き方。
耳が色んな方向に動いている時
うさぎの耳ってみる時によって色んな方向向いてませんか。
- 両方とも前を向いてる
- 両方とも後ろを向いてる
- 左右の反対方向を向いてる
- 落ち着きなく動いている
うさぎの耳ってホントによく動くし可動領域も広いんですよね。
人間なら何かを調べたい時には、目と顔を動かして調べますが、うさぎの場合は顔と耳を動かして情報集しているんですね。
なので耳がせわしなく動いている状態は、周囲を警戒して状況を把握しなければイケないという事になります。
片耳だけ立っている状態
あと以前から気になってた片耳だけを立たせる意味ですが、これに関してはちょっと良く分かりませんでした。
うさぎの耳は元々左右別々に動かすことができるので、片方だけど寝かせてもう片方を立たせるのは可能です。
なのでここからは僕の推理なんですが、
リラックスしてた時(両耳伏せの状態)に、あれ?今右の方で微かな耳音が!!
ってなった時に右耳だけピーンと立たせたというような可能性はないかね?
もしくは危険が迫った時に、体を小さく見せたいけど情報収集もしたい!という場合とか・・・・。
その真意はみさなさうさぎの気持ちになってぜひ考えてみて下さい。
ちなみにこの片耳のウサ怒ってる訳ではないですよw
眠いとこうなるんですよw
まとめ
★耳がピーンと立っている時
★耳が伏せてある時
★耳を動かしている時
こうやって耳だけの事を調べてみても面白いですね。
ちなみにこの耳は大きくて長いだけじゃなくてよく聞こえる訳なんですが、実はそれだけでは無いんです。
まだ隠された特殊能力もあるです。
その特殊能力については別記事にて紹介しています。
【関連】 うさぎの聴覚の3つ特徴と、飼う上で音で気を付けるべき事!
以上うさぎの耳についての特徴でした。