ウサギの換毛期って何?
『うさぎって毛が沢山抜けるの?』
『1番抜ける時期っていつなの?』
ペットを飼う上で毛の問題ってあると思います。
そしてウサギも当然毛で覆われている訳なので毛が抜けます。
今回はそんなウサギの毛の生え代わりの時期換毛期について調べてみたいと思います。
換毛期という言葉は聞きなれないですが、うさぎだけでなく動物には一般的に毛が生え変わる時期があるのですが、その時期の事を換毛期(かんもうき)と呼びます。その抜け毛の量は他の時期と比べて圧倒的に多くなります。
うさぎに限らず動物は夏には涼しい夏毛、冬には温かい冬毛を蓄えています。暑さや寒さに順応する為にいわば衣替えをすると思って下さい!人間もしますよね!?
うさぎの換毛期も結構激しく毛が抜けるので、この時期は大変なんです。
何も大変なのは人間だけではなくうさぎも同じなんです!
換毛期はうさぎにとって命がけ!と言われるほどなのでその大変な換毛期についてまとめてました。
換毛期の時期と期間
大きな換毛期
うさぎの換毛期は主に春と秋にやって来ます。
小さな換毛期
基本春秋が換毛なんですが、うさぎには小さな換毛期が来る子もいるみたいです。
っておい!1年じゅう抜けてんじゃねーか!
やべーじゃんウサギの換毛期。
と思うかもしれませんが、ウサギによっては時期が多少ずれるので目安と思ってください。
換毛期の期間
うさぎの毛が抜ける期間はだいたい1週間から長くて2週間程度です。
その期間に徐々に毛が生え変わっていくので、毛が不揃いになる事もあります。
換毛期が来ない場合
ちなみに室内飼いのうさぎの場合、室内の温度がある程度一定に保たれていたら換毛期が来ない事もあるそうです。
野生のウサギと違って、室内飼いのウサは温度管理がある程度されているので、飼育環境によっても大きく影響されるのだそうです。
我が家のウサも生後8カ月の頃の春は換毛期がきませんでした。
ツイッターでみんな大騒ぎしてる時に我が家のウサはマイペースに抜けていました。
結局その時は春の換毛期では全然毛が抜けなくて、7月に入ってやっと抜け始めました。
7月と言えばかなり暑い時期ですが、部屋の中は快適な温度なので換毛期が遅くなったのかもしれませんね。
うさぎの換毛期の2つの対策
それではうさぎの換毛期では気を付けなければイケない事があるので紹介します。
- 抜け毛を飲みこま無いように小まめにブラッシング
- 体力低下の防止の食事の管理
換毛期のブラッシング
ウサギは頻繁に毛づくろいをするので、飲み込んだ抜け毛がお腹に溜まってしまって毛球症になる恐れがあります!お腹に溜まってしまった毛は、最悪手術でお腹を開くことでしか取り除けないことになるので、小まめにブラッシングをして飲み込む毛の量を減らしてあげる必要がある。
ブラッシングのやり方と回数
うさぎの種類によって長毛種、短毛種とあるので一概に1日何回とは言えませんが、毎日小まめにブラッシングしてあげましょう。
暴れて中々ブラッシングさせて貰えないという方は、
- 普段あまり行かない場所
- 狭い場所
こういった場所にうさぎを連れて行くとうさぎが大人しくなってブラッシングやりやすいと思います。
我が家では庭とかお風呂場でブラッシングするようにしてます。
毛が部屋に舞うのも困りますしね。
あとお風呂場などの狭い場所も、逃げ場がないのでお勧めす。
ケージ内の抜け毛対策
換毛期の時期はケージの中に抜け毛が溜まらないように、いつも以上に掃除をしてあげることも大事!
我が家はケージに取り付け出来るタイプの集毛器を設置しているんですが、コレかなり重宝しています。
ブラッシング用というよりは、ケージ内の換気用として、又は掃除するときに舞う毛をキャッチする用として使用してます。
換毛期のペレットの量
換毛期は大量のエネルギーを消費する一大イベントなので、普段よりも沢山のカロリーを必要とします。
新しい毛を作る為にタンパク質などの栄養を消費しているので、栄養不足になると体力が落ちて衰弱してしまう恐れが発生します。
なので普段よりもペレットの量を増やしてあげる必要があります。
換毛期の餌の配分
- チモシー ⇒ 飲みこんだ毛を排出させる働き
- ペレット ⇒ 十分な栄養補給
ペレットだけ食べさせれば良いと言う訳では無くて、牧草もしっかり食べさせつつペレットの量を増やしてあげる事が大事です。
我が家のペレットの量
我が家の場合はペレットは1日15gです。
うさぎの1日のペレットの量は、適正体重の1%〜3%となっているので、普段は15g与えています。
しかし換毛期の時には気持ち増やすように心がけています。
水の量にも注意
そして水の量にも注意しましょう。
食べる量が増えるという事は、飲む水の量も自然と多くなるので。
換毛期に水の減りが悪い場合は、うっ滞などの原因になるのでしっかりチェックしてあげましょう。
体重のチェック
換毛期にしっかりペレットをあげることで、体重はキープされると思います。
しかしペレットの量が少ないなら体重は徐々に落ちて行く可能性がある。
なので、普段から小まめにうさぎの体重を測って置く事が大事で、換毛期の時に体重がどう変化するのかを把握しておく必要があります。
体重が減るようならペレットが少し足りないだろうし、体重の変化があまり無いようなら十分な栄養を補えてるといえます。
まさか換毛期がうさぎにとって命がけのイベントだとは思わななかったので、飼い主としては緊張しますね。
モチロン抜け毛が家に舞って困るという問題もありますが、うさぎの体調が1番なのでしっかり面倒見てあげましょう!
ペレットを食べてくれない
そもそもペレットを食べてくれない!という場合は、うさぎが体調を崩している場合があります。
そういった場合はしっかりうさぎの様子を観察して、手遅れにならない前に病院に連れて行ってあげてください。
換毛期の体調不良
こんな場合は換毛期でウサギがSOSをしていると思ったほうがいいかもしれない。
- 食欲がない
- ウンチが出ない
- ウンチの形がいびつ
- 毛に艶がない
- 目に生気がない
栄養が足りてなくて衰弱している、又は大量の抜け毛を飲みこんで毛球症になっている可能もあります。
そのようなうっ滞と呼ばれる症状が出た場合、放ってくと重症化する恐れがあるので、すぐさま対処する必要があります。
なので換毛期の対策と合わせてコチラの記事を参考に、うっ滞についての知識も頭に入れておいて下さい。
実際にウサ飼いさん達が体験した、うっ滞の症状や対処法が詳しく書いてあるので参考になると思います。