うさぎの部屋んぽのやり方
『部屋んぽの時間や頻度ってどの位?』
『広さはどれくらい必要?』
うさぎを部屋で散歩させることを、ウサ飼い界隈では「部屋んぽ」と呼んでいます。
「うさんぽ」という言葉もありますが、うさんぽは外で散歩させることです。
というわけで
今回はうさ男家の部屋んぽの様子をご覧ください。
最初はケージの周りだけだったウサの部屋んぽの範囲がいつの間にかどエライ事になってしまったので(-_-;)
部屋んぽの時間と頻度
うさぎはケージの中だけだと運動不足になってしまうので、部屋んぽの頻度としては最低でも1日1回は部屋んぽさせてあげましょう。
年齢によっても変わってきますが、時間としては30分〜2時間が目安になります。
我が家の場合だと、部屋んぽの時間帯は大体こんな感じで。
- AM7:00〜7:30
- PM16:00〜17:00
- PM21:00〜22:00
・朝起きてご飯の時に散歩
・お姉ちゃんが学校から帰って来て散歩
・最後に夜に1回って感じです
※毎日3回って訳では無く出来る時にやる感じでやってます!
夜行性のうさぎは特に夜の散歩のなるとひゃっほぉ〜に成り易いです。
しかしウサの場合は、朝元気に走り回って、夜は超甘えん坊モードのなりずっと撫でを要求してきますw
めちゃくちゃ可愛いですよ!
部屋んぽの広さが徐々に拡大
つぎに部屋んぽの広さについてです。
ウチにやって来て4日目に部屋んぽデビューしたウサですが、最初は怖くてケージの周りしか散歩する事が出来なかったのに、徐々に自分のテリトリーを開拓していきます。
うさぎによっても個体差があると思うのですが、うちのウサは怖いけど好奇心旺盛で色んな所に興味を持ちました!
それが最初は嬉しかったのですが、問題になることもしばしばあるのです・・・・。
生後1ヶ月の部屋んぽの行動範囲
コレは我が家の見取り図とウサの行動範囲になります。
赤い部分が行動できる範囲なんですが、ここは大体1ヵ月くらいで行けるようになりました。
お気に入りの場所はソファの下で、誰も手を出せない絶対安全地帯。
そしてそこを拠点にテーブルの反対側(テレビ付近)まで陣地を広げていきました。
恐る恐る未開の地に踏み込むウサの足には力が入っていて、思わず頑張れ〜!!と応援してしまいたくなっちゃいます。
でもやっぱり怖いんでしょうね。
もうホントに足が前に進まない(*´艸`*)
それがまた可愛いんですけどね!
そしてそこから徐々に慣れてきたウサが部屋んぽの範囲を広げていきます。
生後2ヶ月の部屋んぽの行動範囲
生後2ヶ月頃には、キッチン方面を開拓されました。
前からずっと気になって場所だけに行けるようになってボク的にも嬉しかった。
そしてどんどん好奇心が収まらないウサは次から次へと自分が行動できるテリトリーを増やしていきます。
生後8ヶ月の部屋んぽの行動範囲
もう全部やんけ〜!!
お風呂場、寝室、キッチン、玄関・・・・もう1階部分を全て制圧されました。
やはり怖いのは最初だけで、1回行けるようになると何度も行きますね。
そしてそこが自分のお気に入りになるようです。
あと玄関に階段があるんだけど、階段登ってて僕の部屋のベットの下でオシッコぶちまけて帰って来たこともありましたね(-_-;)
部屋んぽのエリア拡大の様子
ウサが部屋んぽのエリアを拡大する手順は大体決まっています。
まずは気になる所をですね、じっと観察します。
やはり自分が足を踏み入れた所が無い場所っていうのは、ウサギにとってはとても恐い所なんだという事が伝わってくる。
でも気になるみたいな・・・w
ちなみにバックショット。
今回狙っている場所はキッチンです。
狭い場所は好きなウサギですが、逆に広い場所は苦手のよう。
もしかしたらウサにはこのキッチンは荒野に見えているのかもしれない。
いつ何時トンビや鷹に狙われるかもしれない!と。
身を隠せる場所がないと不安でしょうがないみたい。
そして生後2ヶ月で手に入れた領土がこの物置です。
うひょひょ〜たっのし〜!!
もうすっかりこの場所が気に入ってしまいました。
齧るモノも沢山あるし、狭いし暗い。
ウサが安心して遊べる絶好の場所なんですよね。
まずケージからでると真っ先にここに行って遊び倒します。
しかし!困った!
部屋んぽの行動範囲が広くなる事での問題点も沢山出てきました。
部屋んぽの困りごと
うさぎの部屋んぽの広さは遊び回れるので広い方が良いのですが、広すぎると以下のような問題が出てきます。
- 齧れるものが沢山出てくる!
- リビングの場合床材を敷かないとイケない!
- スプレー行為をする
まずうさぎが安全に遊ぶスペースを作る必要が出てくるわけです。
ここを怠るとウサギが怪我をしたり、長い目で病気になったりするので早い段階での対策が必要になります!
部屋には齧る物が沢山ある!
とにかく齧る齧る!うさぎは齧るのが本当に大好きです!
壁やストレッチ用のマット、ダンボール類!とにかく色々な物があるので心配で目が離せない。ずっと監視してて正直疲れます。
やはりウサに悪いモノを食べてしまってお腹の中で詰まってしまうのが心配ですからね。
そこで!!以下のような対策が必要になってきます!
【対策1】 うさぎが壁をかじって困るので対処法を教えて頂きました!
【対策2】 うさぎがコードを齧る対策としてやった3つの事!
【対策3】 ウサギが新聞紙やダンボールを食べると怖いので我が家は全て撤去の方針で!!
とにかく齧るモノは、齧らせないようにするか齧ってもOKな様にしておく!
そして時には行って欲しくない場所を封鎖する事も必要です。
という事で2ヶ月目に手に入れた物置を封鎖する事にしました。
ここにはウサが齧ってしまうモノが沢山あったので。
用意したのはセリアで購入したこの2つ。
これをこうしてあーすればバリケードの完成です。
大変気に入ってた場所だけに、入れなくなるのは可愛そうですが・・・・
すまん、ウサッ!!
このように、部屋んぽではどこでも行ってOKという事にはしない方針にしました。
やっぱり部屋の中にはウサギには危険な物が沢山あるので。
部屋んぽ時の床のマット問題
部屋んぽは基本リビングなので滑るし、床が固いので足への負担があります。
特にうさぎの足の裏は肉球が無くて沢山の毛で覆われているので良く滑ります。
よく走り回る子なんかはローリング(ぐるぐる回る)によってソアホックになってしまう子もいます。
ようは毛が抜け落ちて足の裏に炎症が出来る病気なんですが、このままでイカンなという事でリビングにマットを設置しました。
部屋んぽの時の床の素材って結構悩むと思うんですが、我が家が敷いているのは100均で購入したジョイントマットです。
オシッコしても弾くので簡単に拭き取れますし、定期的に水洗いすれば清潔に保てますし。
やはり、フローリングとマットでは断然柔らかさが違うし、マットだと滑らないですね。
今ではこのマットの部分でくつろいでいる事が多いです。
しかしたま〜にマットの端の部分を噛む事があるのでそこだけは気を付けなければイケないかなと思います。
部屋のあちこちにするスプレー行為が大変
部屋んぽの範囲が広がった事で1番困っている事は、ウサがお気に入りにしたい場所にスプレー(おしっこをかける)をする事です。
今では玄関、洗面場、寝室を自分のモノにしようとしてとにかくスプレーします。
やはり自分の匂いを付けて安心したいんだと思います。
ただ、寝室で布団にオシッコされた時は大変ですよ・・・・あれはダメだね。
という訳で我が家では、洗面場と寝室はウサは出禁になっていますw
ちなみに玄関も制圧されてオシッコをぶちまけるので玄関も出禁です。
やはり部屋んぽでどこでもイケるというのは結構大変です。
そして、リビングでは決まって部屋の隅でオシッコをしてしまうので、その場所には部屋んぽ用のトイレを別に設置しています。
詳しくはこちらの記事を参考して下さい。
うさぎが部屋んぽ出来る行動範囲は、ある程度飼い主の方で制限した方がいいかも。
まとめ
★部屋んぽの頻度と時間
★広さ
★注意点
ウサの部屋んぽの範囲は現在リビング全体+バックヤード(外の物置)がメインです。
そしてスプレーしちゃう
- お風呂場
- 玄関
- 寝室
- リビング内の物置
この3つは立ち入り禁止エリアとして封鎖しています。
やはりうさぎが部屋んぽで怪我をしないことが第一で、次に誤飲をしない事、そして家を壊されない事も大事なのかなと思います。
ただ部屋んぽしてる時のウサは楽しそうなので、これからも毎日部屋んぽ実施したいと思います。