うさぎにニンジンを与えるなら葉っぱの部分を!
うさぎと言えばにんじんをボリボリ食べるイメージがあるじゃないですか!?でも実はにんじんの実の部分はうさぎもあまり好きじゃないし、与えすぎも注意が必要な野菜だったんですよ!
食べない訳では無いんだけど、どちらかと言うと葉っぱの方が好きみたいです。
そもそも何でそんなイメージが定着したのかと言うと、「ピーターラビット」でニンジンを美味しそうに食べていたのが原因じゃないか!?とう説が有力です。
やっぱ刷り込み教育ってすげーなっ!
にんじんを与えてはイケない理由
ニンジンの実は部分は与えてはイケないというほど危険なモノでは無いですが、ニンジンの実はあまり与えない方が良い野菜に分類されてます。
その理由としては、
- 高カロリー
- 糖分が高い
この2つで、ニンジンばかり食べさせてしまうとうさぎが肥満になってしまうからです。
もしもオヤツで少量与えたいと思うのなら、生よりも乾燥させた方が食いつきが良いですよ。
我が家のウサも生は無反応でしたが、乾燥ニンジンは食べてくれました。
生のにんじんを与えてみたらそっぽ向かれましたw
与えるなら葉っぱの部分
実の部分は与えない方が良いですが、葉っぱはカロリーも少なく肥満の心配もないのでうさぎに与えても良い野菜になります。
匂いも少し強めなので食いつきも実の部分に比べて良いです。
気になる葉っぱの栄養素はこんな感じ。
エネルギー | 18kcal (実の部分は39kcal) |
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タンパク質 | 1.1g (実の部分は0.7g) |
炭水化物(糖質) | 3.7g (実の部分は9.6.g) |
カルシウム | 92mg (実の部分は28mg) |
シュウ酸 | ???mg |
※100g当たりの栄養素
やはり実の部分は炭水化物が多めですね。その分葉の部分は低カロリーと言えます。
ただ気になるのは少しカルシウムが多いのが気になります。
カルシウムはうさぎにとって必要な栄養素ですが、多すぎると尿路結石の原因になるので注意が必要なんです。
野菜の組み合わせについては野菜栄養素一覧を活用して下さい。
与える時期と量
にんじん、主に葉っぱを与えようと思うなら、安全なのは生後6ヵ月頃まで待った方が良いと思います。
そして量に関しては、まず少量与えてみて反応を見る。
沢山食べるからと言って与えすぎはNGで、おやつ感覚で与えると良いと思います。
あくまで牧草、ペレットが主食でニンジンはオヤツって感じです。
ちなみに乾燥ニンジンの作り方の動画はコチラ